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信岡史将
(のぶおか・ふみまさ)

医療法人社団順信会 理事長
目黒整形外科内科 院長

順天堂大学卒業後、東京女子医大、横浜労災病院、都立広尾病院勤務を経て、2000年、目黒整形外科内科を開院。元ヴェルディ川崎チームドクター、東京女子医大整形外科研究員

2006年、上尾医療クリニックを開設予定。ダイエットプログラム、プール、フィットネススタジオを備えたメディカルフィットネスセンターも併設されます。

目黒整形外科内科
東京都目黒区目黒本町6-1-2
TEL.03-5725-3677
http://www.meguro-seikei.com
医療法人社団順信会 理事長、目黒整形外科内科 院長





■膝痛患者の約9割は手術なしで回復

いまウォーキング≠ェブームになっています。健康増進のために歩き始めたのに、膝の具合が悪くなってきた。そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。
膝痛は、膝の骨の間でクッションの役割をしている半月板がすり減り、まわりの筋や腱、半月板の軟骨を傷つけることで起こります。年をとると、半月板のまわりにある軟骨がすり減るのは仕方ないことですが、膝を支えている、太ももの前部にある大腿四頭筋という関節を支える筋肉が弱った結果、半月板に負担がかかって膝痛を引き起こすケースがよくみられます。つまり、運動をして膝痛を訴える方のほとんどが、脚の筋肉が落ちているのに気づかずに運動をした結果、膝痛を起こしているのです。


■歩き方やO脚も膝痛の原因に

 また、意外と見落としがちなのが歩き方のクセやO脚。この場合、膝が外側に開いているため、半月板への衝撃のバランスが悪く、痛みにつながります。膝の状態が悪いと、足がO脚のようになってしまいます。つまり、O脚の人ほど、膝が痛みやすい傾向にあるともいえます。O脚の人は、足の親指を地面につけるようなイメージで、足の内側に体重がかかるように意識して歩けば、半月板の内側にかかるストレスを緩和することができます。足の着地が、かかとから入り、親指から抜けるようなイメージで歩くといいでしょう。
膝の痛みを解消するには、まず医療機関で適切な診断を受けることが大切です。痛みが激しい場合は、膝まわりに潤滑油の役割をするヒアルロン酸を注射することがありますが、いずれにしても筋力を鍛えることが治療の基本となります。たとえ歩けないほどの痛みでも、ほとんどの場合は手術なしの治療とトレーニングで回復します。膝に不安のある方はもちろん、今のところ痛みのない人も、膝痛予防の観点から、筋肉トレーニングを実践しましょう。


■膝痛予防体操(10回×3セット目安)

●膝痛予防の筋肉トレーニング

【膝痛のない人】
片方の膝を立てて、片方の足を床から20センチほど上げて、3〜5秒ほど止めます。伸ばした足の足首は、90度に立てておきましょう。

【少し膝痛のある人】
バスタオルを巻いたもの膝の下に置き、タオルを押しつけるように軽く力を入れます。その際、かかとは床につけておいて下さい。