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■ホルモンの量と老化の関係
私たちが健康を維持していくうえで、ホルモンは重要な役割を担っています。多種多様なホルモンが分泌され、それらが相互に働きあうことで健康のバランスを保っているのです。ホルモンの分泌は10〜20代でピークを迎え、30歳をすぎたころから低下していきます。ホルモンの分泌が減少すると心身ともに様々な症状があらわれます。具体的には、すぐ疲れる、疲労が抜けない、ときめかなくなった、集中力やカンが鈍ってきた、太ってきた、シワやシミが目立つようになった、などです。こうした症状が出て、年をとった、老けたと自覚する人が多いようです。
=ホルモンのアンバランスによるカラダの変化=
◎睡眠をコントロールして酸化を防ぐ『メラトニン』の低下→→→30歳ころから急激に減少 ◎肉体の若さをキープする『成長ホルモン』の低下→→→30歳ころから低下、10年で約13&減少 ◎エネルギー代謝を促進する『甲状腺ホルモン』の低下→→→40歳をすぎると徐々に減少 ◎免疫力や脂肪燃焼に影響する『DHEA』の低下→→→30〜40歳から減少 ◎女性のカラダを守ってくれる『女性ホルモン』の低下→→→30代後半から減少し、閉経で急激にダウン ◎男性らしさを演出する『男性らしさ』の低下→→→女性は男性の20分の1。男性は40代から徐々に低下 ◎血糖をコントロールする『インスリン』の増加→→→40歳ころから余り気味に ◎食欲をコントロールする『レプチン』の増加→→→余り気味の状態が続くと老化を促進
■ホルモンが分泌されやすい環境を作ろう!
中高年になると太りやすくなり、筋肉のハリや骨の丈夫さも失われて、関節の障害などが起こりやすくなります。このような骨や筋肉の老化に影響を及ぼすのは、加齢とともに増えたり減ったりするホルモン群です。なかでも影響が大きいのは、睡眠中に分泌して若々しさを保つ成長ホルモンが30〜40歳ころを境に急激にダウンしてくることです。成長ホルモンが減少すると、骨や筋肉が衰えるだけでなく、性欲が減退し、皮膚のうるおいもなくなってきます。これを食い止めるには、睡眠を十分にとって成長ホルモンが分泌しやすい環境を作り、軽い運動を定期的に続けて筋力の低下を防ぐのが有効です。
■食生活を見直して肥満を防止しよう!
血液中のブドウ糖を筋肉や細胞に取り込むインスリン、食欲をコントロールするレプチン、これらのホルモンは、加齢とともに働きが鈍り、分泌が増えてきます。いずれも脂肪をため込みやすくするため、若いころのように無頓着に食べていたり、バランスの悪い不規則な食生活を続けていると、肥満になりやすくなるので注意が必要です。朝食を抜いて夜間に高カロリー食を摂ったり、ビタミンやミネラルが不足した高脂肪の食事をしていると、てきめんに太ってきます。肥満は生活習慣病の危険因子です。若さと健康維持のために、ホルモンの変化に対応して、適正な体重を保つようにしましょう。
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