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■ストレスは、年をとるほど受けやすくなる!


ストレスは、知らず知らずのうちに、心の中にたまっていきます。それは神経系に作用するだけでなく、実はカラダにも大きな影響を及ぼします。私たちはストレスを受けると、副腎からコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。これが多く分泌されると、免疫力が弱まり、風邪をひきやすくなり、病気にもかかりやすくなります。このホルモンは加齢と共に分泌量が減ることありません。一方で、精神を高揚させる働きを持つDHEAというホルモンは年齢と共に減少していきます。一般に年配の方がダメージを受けると立ち直りにくくなるというのはこのためです。また、年をとると神経伝達物質が減ってホルモンバランスが狂ってしまうため、情緒が不安定になりがちです。つまり、年をとるほどストレスを受けやすくなり、しかもストレスを解消するのが下手になってしまうのです。

■心地よい刺激でストレスを解消しよう!

年をとってストレスに弱くなったからといって外界との接触を避け、引きこもってしまうと逆効果。ストレスがまったくない状態では、加齢による身体の変化が進みやすくなり、ストレスに対する抵抗力も低下するという悪循環に陥ってしまうからです。ストレスにうまく対処するには、まず休息。肉体的、精神的に疲れたら、十分に睡眠や休養を取り、受けたダメージを十分に回復させることが大切です。それでは、誰でも簡単にできるストレス解消法をご紹介しましょう。

●ビタミンCでリラックス
ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されるとき、ビタミンCを大量に消費します。ビタミンCの摂取は、カラダの酸化防止対策として有効です。ストレス状態にあるときこそ、不足しないように積極的に補いましょう。

●ヒーリング音楽でリラックス
波の音や小鳥の鳴き声などを聞くと心が癒されるような気がしますよね。その理由は、その中に「1/fのゆらぎ」と呼ばれるα音が含まれているから。これを聞くと心身ともに安らいでいるときのα波が脳から出てリラックスできます。

●入浴でリラックス
ぬるま湯(30〜32℃)にゆっくりとつかると、心身共にリラックスできます。カラダが馴染んできたら徐々に温度を上げていきます。10分間で41〜42℃くらいまで上げるのが目安。温度が上がるに従って血行が促進され、筋肉のコリがとれていきます。

●体操でリラックス
まずカラダにギュッと力を入れて緊張させてから、一気に力を抜くリラックス体操≠ェ効果的です。力を抜いた後に、先月号でご紹介した「腹式呼吸」を行うと、より効果的です。

●笑ってリラックス
大笑いすると、その刺激で神経ペプチドというホルモンが分泌されます。このホルモンは免疫機能を元気にさせるので、ストレスで落ちた免疫力を回復してくれます。笑うことでお腹が揺さぶられ、血流も改善します。作り笑いでも効果はあるそうなので、ストレスがたまったときは、とりあえず笑ってみましょう。